ミュージカル『エリザベート』6/12マチネ観劇
今日も行ってきました!
そして今日はいよいよ古川トートのmy初日です!!
なので今回の感想は概ねトートに関してがほとんどになりそうです。
6月12日マチネ
トート :古川雄大
フランツ :平方元基
ルドルフ :京本大我
ルキーニ :成河
席は2階E列50番でした。
この席はキッチュの時ルキーニが少し欠けます。
でも、大きな霊廟モチーフの上に乗ることが多いエリザベートではオペラグラスがあれば結構楽しめます。
そして2階席って前の席との段差が大きいので観やすい!
前回の観劇では客席をトートが歩く演出で、前方の方がかなり身を乗り出し続けてたので気持ちが萎えた。。
では本日の感想に移りますが、何度も言いますがほぼトートの感想になるかと思います。
そして私が感じたこと・思ったことを好き勝手に書いておりますのでご了承ください。
◼️花總シシィ
今日の花シシィ、少し調子が悪かった?
第一幕は少し声がこもってる感じがあったし高音が苦しそうでした。
でも第二幕からは高音は苦しそうだったけど、それ以外は気にならなかったです。
花シシィは、可愛い・美しいビジュアルや演技もそうだけど、私は花總さんの歌声も本当に大好きです。
そして今日は、大好きなゆん花回!!
◼️平方フランツ
爽やかでスマートな振る舞い!
ちょっと今日はよく見ておりません。。。
あと何度か平方フランツを観劇するので、その時によく見てきます!
◼️京本ルドルフ
まさかのエリザ2回目も京本ルドルフの日でした。
やっぱり美しかったし、歌も演技も安定していてすごいなぁと思いました。
でも映像に残らないんですよね。。。
そして前回の感想で書き忘れましたが、“僕はママの鏡だから”でシシィの手を握りしめて縋っても引き抜かれてしまう部分があります。
そこで京本ルドルフが、しばらくそのままなんです。
その演技にルドルフにとってのシシィの存在や、ルドルフの悲しみや不安が凝縮されていて苦しくなります。
◼️剣ゾフィ
こちらも2回目なので感想は前回のものとほぼ同じです。
◼️成河ルキーニ
すごく良かった!!!!!!
どう表現すればいいのか分からないのですが、すごく普通の人で、すごく狂人なルキーニでした。
奇抜な人!というルキーニではなくて、普通の人なんです。けど、存在感があってストーリー展開に締まりがでる感じ。
そして、成河ルキーニは小鳥ちゃん飛ばさないんだ!?ってことに驚きました。
共通の演出なのかと思っていた。
あと、投げてキャッチした帽子の上部を剥がすとシシィの絵が出てくる場面で絵が逆さだったのですが、歌い終わった後気づいてクルッとしたのが可愛らしかったです。
◼️古川トート
長くなりそうなので最後にしました。
まず、美しい。
いや、今までHPやプログラムなどでビジュアル見ているわけなんですが、動いている古川トートはその1000倍くらい美しい。
登場であのピカピカ光る変な羽を背負って出てきても気にならないくらい美しい!
美の暴力とはこのことか。。と思いました。
そして歌声ですが、こちらも想像を余裕で超えてきました。
というか、MAの時もそうでしたが、観るたびに成長している。。
今回のトート、低音を響かせるメロディが多いので少し心配していました。
でも、すごくすごく良かったです。
まだ音程が微妙な部分もあったり、少し単調か?と感じなくもないところもあったけど、まだ始まったばかりでこの歌声!
これからの3ヶ月が本当に楽しみになります。
“最後のダンス”とか、ほんと大好きです。鳥肌でした!
つぎに古川トートと花シシィですが。。
もう、シシィへの愛が溢れ出ているトートです。
そして、シシィも自分を当然求めるものだと信じて疑わないような感じ。
なので所々シシィに拒絶されると、驚いたようなというか、理解できない!みたいな顔をするんです。
それを踏まえてのラスト、シシィがトートを心から求めた瞬間の嬉しそうな表情!!といっても、すぐに計算通り的なしたり顔になるんですけど。。
あのラストの表情どういう意味なんだろうか。。最後に、ハッとしたような、なんとも言えない表情で照明落ちるんです。
あと場面が前後しますが、エリザベートの体操室で‘エリザベート!待っていた!!’と言い長椅子に飛び乗るのですが、勢いがすごくて長椅子が少し滑って動いたんです。
それでも体勢は崩れず。脚が長い。。
トートとルドルフについては、なんだか考えさせられました。
“ママ、何処なの?”での古川トートが子ルドルフを見つめる目が優しくて、表情も柔らかいんです。
まぁ、小さい子どもにトモダチだと言うくらいだから優しい表情でも良いのですが。
そして、銃で撃つ仕草ではなく銃を差し出し、その後銃にキス。
この仕草を見て、さっきの優しい表情が少し腑に落ちた気がしました。
余談ですが、古川トートはシシィの命を奪うナイフも恍惚とした表情で撫でてからルキーニに渡していたんです。
この銃とナイフに対しての仕草や悪夢での動きで、トートが死を操っているという感じがしました。
そして京本ルドルフとの“闇が広がる”では、歌い方がルドルフだった時に似ている気がしました。
トートは求めるものが映し出される鏡のような存在というか、、死がルドルフにとって唯一の救いだったんだなと思いました。
まぁ、美しい2人が歌っているわけですから似ているように見えたのかもしれないですが。
この闇広、満足感が高い!!
という感じでした。
観劇してみて、古川トートはすごく表情豊かで人間味があるのですが、見た目があまりに美しくファンタジーなので、結果ファンタジーな存在でした。
観劇後は夢見心地で帰宅しました。
あぁ、もう次が観たい!!
追加
そういえば、今日のオケは本当に不調でした。。
ここぞ!という場面で当たらなかったり、音程も。。。な箇所があり、そっちが気になってしまうことがあって残念でした。
エリザ大変よね。。。