ミュージカル『エリザベート』7/3ソワレ観劇
今日も観劇しました!
今回の感想は初めて観劇するキャストについてと、思ったこと感じたことをざっくりと書いていきます。
トート :古川雄大
フランツ :田代万里生
ルドルフ :木村達成
ルキーニ :山崎育三郎
席は1階J列16番。
今回のチケットは田代万里生さんFCで当たった席でした。
観やすくて良い席をありがとうございました。
今日の観劇で愛希れいかさんを除くダブル・トリプルはひと通り見ることができました。
愛希さんシシィは今月下旬に観劇予定です!
そして今回の観劇、あまり何も考えずにキャストも満遍なく見ようと思って挑みました。
でないと基本お花さまと古川さんばかりを追ってしまうので。。
なので今回はお二人の感想は少ししかありません。
では早速、今日の古川トートで思ったことですが、右眉をあげてる顔ほんと好きですということです!
あと、今まで気づかなかったのですがルドルフの葬儀の時にシシィに縋り付かれたとき、呼吸を荒くしてシシィが手に入る喜びに興奮しているようでした。
だからか、まだ愛されていない事実により憤慨している感じ。
そしてマイベスト可愛い花シシィは、バートイシュルです!!
毎回バートイシュルでは花シシィから目が離せません。
今日もすごく可愛かったですし、山崎ルキーニとの鹿さんのやり取りでは2人とも笑顔が可愛い。
山崎ルキーニはピョンピョンと鹿のように飛び跳ねていました。
今日の花シシィ、コルフ島で‘パパなのね〜’と歌う部分がパパに会いたかった気持ちがすごい溢れていたのですが、その分その後のパパとのやりとりでパパにも理解してもらえていない感じが切なかった。
お二人について今回は以上です。
涼風ゾフィーはDVDで何度も見ていたので、本当に今日が楽しみでした!
まず、すごく美しい!!
ゾフィーも若い頃美しい方だったようなので、涼風ゾフィーにぴったり。
そして、序盤のシシィとフランツの展開に怒っているゾフィーの表情が少し可愛かったです。
謁見の間でゾフィーの歌い出しの部分、フランツは最初少し笑顔というか柔らかい表情をちょっと見せたんです。
宮廷でただひとりの男だと言われているけど、フランツにとっては母親であり厳しいのも自分のためだと理解しているからかなと思いました。
なのでやっぱりゾフィーの死では態度を硬化させたフランツに苦しくなりました。
そして涼風さんの歌声が本当に切ない。
でも、息絶えた表情は安らかだったので少し救われました。
木村ルドルフは木村達成さんを見ること自体が初めてでしたが、良かったです。
結構好きなルドルフです。
木村ルドルフはどちらかと言うとパパ似な気がします。
独立運動でユダヤ人が追い出される場面で悲しそうな表情を見せるのですが、その顔が謁見の間でもう一人の母親からの嘆願を却下した時の苦しそうなフランツと似ている。
闇が広がるの後にトートに促されカフェに向かうシーンなどを見ても、誠実さが滲み出ていてフランツの息子なんだなと感じました。
そのためか、独立運動でのフランツとの場面では頑ななフランツがゾフィーのようでした。
歌も良かったです!が、闇が広がるでの‘王座〜’の歌い出しの部分は少しびっくりしました。
あれってアレンジなんですかね??いつもなの??
声が裏返ったのかと思って驚きました。
全体的に気になった部分
精神病院の照明。これは毎回気になっていたのですが、あの縞々のライトにどういう意味があるんだろう。
ヴィンディッシュとシシィにはあたっていないんですよね。
当時の精神病院の窓は板で閉じられていたのか?と思ったのですが、奥に映し出されてる建物の窓は普通なんです。
あのライトに当たっている患者や病院関係者は囚人服のようなな縞々な服を着ているみたいで、これはヴィンディッシュの魂の自由さを際立たせるためなのか?と思ったり。
考えすぎか。
なぜなんだろう。
あと前回の感想に、“私が踊る時”で‘愛する人と〜’でトートだけがシシィを見ていると書いたのですが、“夜のボート”でも‘人生のゴールは寄り添いたい〜’でやはりフランツだけがシシィに身体を向け見つめているんです。
2人とも結局シシィに魅了されているんだなと思いました。
今日の夜のボートでの田代フランツは凄かったです。
もう最初から目に涙を溜めていて、最後はぐしゃぐしゃでした。
晩年までフランツはこんなにシシィを愛していたんだな、と見ていて苦しかったです。
そこからのラストまでは、自分が何に感動しているのかわからないけど泣きました。
最後に今日のカーテンコール。
キャストの皆さんすごく楽しそうでした!
山崎育三郎さんもキッチュのメロディにノリノリでした。