シュミの忘備録と

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ミュージカル『エリザベート』7/25マチネ・ソワレ観劇

 

今日は初めてのマチソワをしてきました。

体力と集中力が持つか心配でしたが、なんとか大丈夫でした!

ので、マチソワまとめて書き留めたい部分だけの感想です。

 

まず、感想に行く前に。

今日の観劇環境は本当に悪かったです。

マチネもソワレも隣の人は飴をなめるために袋をガサガサ。(ソワレは2回も!!)

本当にやめて欲しかったです...。

ということで、今日は飴デーでした。

 

 

■マチネ

 

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エリザベート   :愛希れいか

トート             :古川雄大

フランツ         :平方元基

ルドルフ         :木村達成

ゾフィー         :香寿たつき

ルキーキ        :成河

 

 

席は1階J列サブセンター

今回はマチネもソワレもぴあのエリザベートシート(1階15列目以内か2階3列目以内)でした。

エリザベートシートは最初10列目以内での先行があったので11列目以降の席になるものだと思ってました。が、10列目ってこともあるのか。

 

マチネは初の愛希シシィでした。

事前に愛希れいかさんの動画を見ていて、単純に歌声が好みでない気がしていたのですが勘違いでした。

というか、見てたのと全く違ったので役柄次第なのかなぁ。

可愛いシシィでした!

歌も演技もハツラツとしていて、お転婆なシシィ。

田舎でのびのび暮らしていた女の子が皇后になった感じでした。

 

マチネで印象的だったことなど。。

 

シシィが木から落下しベッドからトートに呼びかけるところで、古川トートが気づいてくれて嬉しそうな顔をしながら手を伸ばしていました。

これって初めて見たけど変えたのかな??と思っていたらソワレの花シシィではいつも通りだったので、愛希シシィと変えているんですね。

 

平方フランツはクールな感じでした。

いや、田代フランツが情熱的すぎるのか?

シシィに突き放されると悲しそうな表情はするのですが、理解されなくて悲しいって感じ。

なので、しっかりした皇帝という感じでした。

 

最後のダンスでの愛希シシィの葛藤がすごく良かったです。

トートに抱きしめられ固く握っていた手を開いたので、抱き返すのかなと思ったら躊躇ったのちまた固く握るという。。

少女の時にハツラツとしていたのも相まって、まだ死にたくないんだなぁと思えました。

トートはこの生命力に惹かれたのかなぁ。

ちなみに、花シシィの時は子犬のような古川トートですが、愛希シシィにはちょっと強気??なご様子。

 

一貫して生命力に溢れていて、しっかりした自我が元々ありそうなシシィだったので第二幕では私のイメージと少し違った感じでした。

 

 

今日の闇が広がるすごく好きでした!

何が良かったかはよくわからないのですが、木村ルドルフ結構好きだなぁ。

からの、袖から成河ルキーニがダッシュで出てきてダッシュではけていったのが面白かったです。

闇広の余韻は一瞬にして消えたw

成河ルキーニは存在感がスゴいですよね。

ストーリー展開がすごく締まるというか、成河ルキーニの作り出すテンポがすごく好きです。

 

 

◾️ソワレ

 

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エリザベート   :花總まり

トート             :古川雄大

フランツ          :田代万里生

ルドルフ          :京本大我

ゾフィー          :涼風真世

ルキーニ          :山崎育三郎

 

席は1階 K列下手

 

個人的にはベストなキャストです!

マチネ観た時に愛希シシィと古川トートも結構良い組み合わせなのかもな…と思ったのですが、やはりゆん花大好きなのでソワレの個人的なしっくり感がすごかったです。

 

ということで、ソワレの気になったシーン。

 

天真爛漫な花シシィ最高です。

“あなたが側にいれば”前の、シシィ、いやエリザベート!ってフランツが言うシーン。

花シシィがはい!って感じでスカートの前を両手でぎゅっと掴むのが可愛い。

 

シェーンブルン宮殿でシシィが怖がってフランツに抱きつくシーンでのマックスの表情がすごく良い。

ルドヴィカは周りの人と話しながら、まったくあの子はまだ子供っぽくて(謙遜)…みたいな表情をするのですが、マックスはすごく心配そう。

怖がっている事がというより、皇后となったシシィの未来が心配そうでした。

あと、失った自由を憂うように見えました。

 

今日の“私だけに”すごく感動しました。

やはりマチソワで両キャスト観るとやはり比較してしまうのですが…今回のシシィのキャストはどちらも違った良さに目がいきました。

自分の好みでいうとやはり花總さんになるのですが。

愛希シシィにはやはり若さだったり伸びやかな歌声だったりが良かったのです。

で、今回の花シシィ。

確か前回の観劇の際も似たような感想を書いた気もしますが、気持ちがガツンときました。

ポツリポツリと呟くように歌い始めて、自由を渇望するようにというか自分を見つめているというか、後半にかけて伸びやかになっていきます。

私は今日のソワレを観て、花總さんが劇中では役そのものになるところが好きなんだなと改めて思いました。

花シシィは、演技しているということを忘れられるんです。

 

 

山崎ルキーニの‘自由がないと生きていけない特別な鳥’が今日は自由に羽ばたきオーケストラピットに落ちていきました。

シンとしているなか、山崎ルキーニの‘あら、落ちた’で会場が笑いました。

 

山崎ルキーニは本当に本当に華があります。

もう出てくるだけで華やかでワクワクしてきます。

 

“私が踊る時”での今日の花シシィがすごく思わせぶりでした!

これは古川トートが子犬になっちゃうのも仕方ないや…と思っていたら、今日は子犬ではなかったです。

気にしてないよ的な雰囲気をしながら、実はショックみたいな感じです。

 

“闇が広がる”

今日のソワレではコルフ島と闇広で隣の方が個別包装をガサガサして飴を食べたので現実に引き戻されました。

残り少ない京本ルドルフとの闇広だったので本当に残念です。

しかし何故静かな場面でばかり…いずれにせよ悔やまれます。(ちなみにマチネもどこだか忘れましたが静かな場面でした)

今日の闇広は6/12の時のように鏡だ!という感じはありませんでした。気が散ってたのもありますが。

トートがあの時よりトート寄りだったからかもしれません。

だからか歌い終わりにルドルフがトートの頬に触れるシーンで、ルドルフにはシシィに見えているのかな?と感じました。

京本ルドルフがすごく愛おしそうに触れていたので。

 

そこからはトートや周囲に乗せられて、破滅の道を進んでいきます。

自殺するシーンでは、銃を求めて伸ばした手が震えていました。でも恐怖ではなさそう。

今日の京本ルドルフは、トートから銃を受け取り自殺する直前に微かに微笑んで、はぁ。と息を吐いたのが印象的でした。

これを観て感動しました。この時のルドルフには死以外に安らぎが無くなっていたんだなという切なさと、解放されて良かったねという気持ちです。

 

夜のボートでは田代フランツの涙がポロッと溢れたのが美しかった。

今年のエリザの田代フランツを観て、情熱的なフランツがすごく好きになりました。

 

 

今日も大満足で終わったのですが、カーテンコールで推しが出てきた時に大きな声でおしゃべりするのは辞めてほしい。

最後まで静かに観劇してほしいし、すごく良かったという気持ちは終わってから友達と共有してほしいです!

公演は最高だったけど、本当に今日は環境がイマイチでした。

 

ということで、書き留めたいことだけ書いたのでまとまりがないですが終わりです。