リリア川口『春の陽の母の歌』感想
2019年4月3日リリア川口音楽ホールでの『春の陽の母の歌』を聴きに行ってきました〜。
出演は田代万里生さん・加耒徹さん・坂下忠弘さん、ピアノは御邊典一さんでした。
1部・2部に分かれていて、間に20分の休憩。
まず、内容の前に1部があまり集中できませんでした。。。
開演が18時半だったのですが、皆さん遅れて入ってくる方の多さ。
別に遅れてくる分には構いませんが、演奏中にも入ってきます。
私はH列と目の前が通路で下手入り口寄りの座席だったので、気が散る。
そして、周りの方々のお喋り・パンフレットをめくる音が酷い。(これも1部の最初数十分のみでしたが)
目当てじゃない方のソロだったのでしょう。。でも、音楽を聴きに来ているんです。
ちょっと静かにしろ、何しに来てんだ?と正直思いました。
そして、田代万里生さんの子守唄の最後。。本当に最後の部分、席を外していた同じ列の方が「(演奏中に入ったから?)すいません〜」と言いながら入ってきました。
余韻は台無し。
これはもう、仕方ないと思うんです。
慣れてない方もいると思うし、私も別にこういった演奏会にものすごく慣れているわけでもない。
だからこそ、会場側が入れるタイミングなどを考えて欲しかった。
ま、お喋りはカフェでやれって感じですが。
と言うことで、本題に戻ります。
今回の出演者、田代万里生さん以外歌を聴くのは初めてでした。
演奏会がスタートし、3人の歌声を聴くと心地よさの嵐でした〜!!
お二人とも声の響きが豊かで、ホールを充満するバリトンの声!幸せ〜〜〜〜って感じでした。
人の声も楽器なんだな〜と思えるほどに音量も様々、すごかったです。
1部では田代さんの歌声が他のお二人に比べて響きが弱い感じがしていたのですが、2部ではあまり感じなかったのであえてなのか?
でも、やっぱり少し通りにくい声質なのかな??
特に声楽に詳しいわけでもないので、勝手にそんなことを考えてました。
そんなことを考えつつも、私はやっぱり田代さんの声が好き。
そして、憑依しているというか、曲それぞれを体現している感じがとっても好きです。
曲が始まり目を瞑ってピアノ伴奏を感じてから歌い始めに目を開くのですが、それが曲調や歌詞によって違うんです。
は〜、すばらしい!!
ミュージカル曲などのストーリー性のあるものだけかなぁと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
2部のスタートは松任谷由実さんの『春よ、来い』から。
なんと上手・下手のドアから3人が入ってきました。
私の目の前を加耒さんが通過していきました。坂下さんが開いていた席に座って歌うと、あまりの声の響きに拍手が!
そこからステージに移動。
2部はステージ上に机と椅子が用意されて、3人のトークと、ソロを出演者が捌けずにみんなで聴く感じでした。
衣装はピンクを取り入れたカジュアルな感じで、加耒さんだけショッキングピンクだったのをいじられていました。
トークでは加耒さんが子供が生まれて感じ方がかわった話や、田代さんの子供時代にお母さんの真似をしてメイクをした話、坂下さんの天然感溢れるエピソード。
しかし坂下さん天然すぎでは??
写真で見るイメージとお話している姿のギャップがすごかったです。
トークの端々に、ボケなのか天然なのかわからないコメントを挟んできて、会場は笑いにあふれていました。
そんな感じで、すごく楽しくてリフレッシュできました〜!
トークなども盛り上がったからか、アンコールが終わった時点で9時半ちかく。大幅に終演が遅れたようです。
ここから、CD購入者のサイン会がスタート。
出演者の方々は一体何時に帰れるの!?って心配になるくらいでした。
私も折角なのでCDを購入してサイン会に参加しました。
参加者は120〜30人くらいでしょうか、ステージ上に机が用意されて順番に書いてもらう感じです。
これもスタッフの方は余程動かない方以外には声かけはしないので、結構時間がかかっていました。
私は半分より後ろの方の番号だったのですが、終わったのは10時過ぎ。
ほんと、出演者の方々遅くまで丁寧に対応くださって感謝ですが、大変な仕事だなぁと思いながら見ていました。
ちなみに、私の順番が回ってきた時ですが。。
坂下さん→加耒さん→田代さんの順だったのですが、全員に「素敵でした〜」という声を掛けることしかできないコミュ力・語彙力の低さ。
田代さんにはエリザベート楽しみにしてます!は言えました。
結構長く話している方って、知らない人と何をそんなに話せるの!?と興味があります。
ちょっと聞いてみたかったのですが、私の前後ではトークを爆発させる方はいなかったのでわかりませんでした。
最後に。。。
田代さん開演からサイン会まで、ずっとニコニコしててすごいなと思いました。
あの笑顔、なんか小型犬のようで可愛いし癒されます。
そして、ほんとに音楽が大好きなんだな〜って感じで楽しそうに他の方のソロを聴いていました!
あとは、ステージを捌ける際に田代さんだけ必ず、扉の前で会場を一度見て去っていくの!!
そういうところ好き!!
おわりです。