シュミの忘備録と

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ミュージカル『レ・ミゼラブル』観劇2

またまた奇跡的にチケットを譲ってもらえたので観劇してきました〜!

このペース、、、完全にハマってしまってます。。

前回とキャストが違うので、またキャストごとの感想などを少し。

 

4月22日 マチネ

 

ジャン・バルジャン佐藤隆紀

ジャベール               :上原理生

ファンテーヌ           :知念里奈

エポニーヌ               :昆夏美

マリウス                  :内藤大希

コゼット                  :生田絵梨花

テナルディエ           :駒田一

マダムテナルディエ:鈴木ほのか

アンジョルラス       :上山竜治

 

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席は初のA席!モーツァルト!以来の2階席でした。

2階 F列57番

端から2番目だからどうかなぁと思ったのですが、全く問題無く観れました。

そして、2階は舞台の奥行きとか、照明、床の質感が見えて楽しかったです!

今回はオペラグラスの扱いにも慣れたので、大満足な観劇でした。

 

では、感想を。

 

マリーアントワネットを観た影響で、シュガーさん、昆ちゃん、駒田さんがどうしても観たかった。

こんなに早く実現するとは!

 

 

◾️佐藤バルジャン

すごく期待していました!

あの優しくて美しい歌声で“彼を帰して”が聴けることを!!

ただ、シュガーさんのやさしい歌声しか知らない私は、囚人バルジャンの荒々しい部分がどうなるのだろうと思っていました。

結果、大変良かったです!

でもやっぱりマドレーヌ市長となってからの慈愛に満ちた感じと歌声がよかったです。

彼を帰しては本当に素晴らしかったし、年老いていくバルジャンも歌声で感じられました。

(前回の吉原バルジャンの感想で、彼を帰しての高音がちょっと細かったと思ったのですが、多分そういうものだったのですね?と今回観劇して思いました。でもちょっと苦しそうでした。)

全体的に大変好みのバルジャンでした!

が、ジャベールとの場面は吉原バルジャンの強めな感じがが好きかなぁ。

シュガーバルジャンは少し優しい感じなんですよね。

でも、その優しい感じがバリケードでジャベールを逃がす時の〝職務なのだから恨んでなどいない〟的な発言に説得力があります。

2回目の観劇だからか、シュガーバルジャンだからか、すごく一つ一つの言葉がすーっと入って来ました。

 

 

◼️上原ジャベール

まず大変どうでもいい感想なのですが、私の中のイメージで伊礼ジャベールはジャイアン(多分目元が木村昴さんと似ている気がするからか)、上原ジャベールは今井翼風(これも目元が私的に似ている気がする)というのが常に頭の中をウロウロしてました。

だから何というわけではないのですが。。。

 

で、上原ジャベールについてですが。

う、、うたがうまい!!!!!

伊礼ジャベールもすごく歌が上手くて、響きが豊かで、すごい好き!と思ったのですが、上原ジャベールもすごい好き!

“星よ”では、伊礼ジャベールは流れるような歌い方で、星が輝いている中、感情を開放しているような感じを受けたのですが、上原ジャベールはポツリポツリと歌い出しました。

それが何だか、自分に問いかけるような、覚悟を確認しているような感じでした。

そこからの、後半に向って伸びやかに歌っていくのが圧巻で、鳥肌がたちました!

“自殺”も含めて、上原ジャベールからはより顕著に苦悩が感じられて苦しくなりました。

ジャベールの魅力、ちょっとわかってきました!!

 

◼️知念ファンテーヌ

びっくりするくらい泣けました。

工場での登場時はまだ未来を信じていた表情をしていて、“夢やぶれて”の歌声には胸がぎゅっとなりました。

歌の中で、表情からも歌声からも希望から絶望へが表現されていました。

何度でもみたい!!

 

◼️昆エポニーヌ

こちらも本当に良かった。

まず歌がグッとくる!

マリウスへの想いが本当に秘められていて、恵みの雨まで全くマリウスに伝わってないのが切ない。

内藤マリウスがだいぶコゼットコゼットしてたこともあるが。。

ちょっとやさぐれていて、でもすごく健気で良かったです。

“オン・マイ・オウン”でも普通の女の子として幸せを夢見て、でも現実はまったく違う。

マリウスがコゼットを選んでも、革命を選んでも辛い結果になるとわかっているのが悲しい。。

マリウスがこちらを見てくれないことがただただ悲しいだけで、だれも憎んだり恨んだりしていない感じが良かったです。

応援したくなる。

 

◼️内藤マリウス

すごくコゼットに夢中。

三浦マリウスはコゼットに夢中だけど少し感情を出すのは控えめな感じがしていたのですが、内藤マリウスはコゼット愛全開な感じ。

それがすごく若さというか、無邪気で残酷さも感じる。

これ程までにコゼット大好きが溢れていたから、想いが通じで良かったね!と思う一方で、昆エポニーヌも良い子だから観てると辛いよ〜。

そして、そんな大好きなコゼットよりよく革命を選んだなと思ってしまったw

 

◼️生田コゼット

可愛い。

熊谷コゼットは今にも幸せで飛んでいきそうな感じだったので、生田コゼットは少し落ち着いてみえた。

歌も思っていたより上手で、高音も綺麗に出ていた!

“ワン・デイ・モア”とか、数人で歌うと少し埋もれてしまう部分もあったけど、良かったです。

結婚式の場面の白ドレス似合っていたし、可愛さ引き立っていた!

 

◼️テナルディエ夫妻

前回はスマート夫婦だったけど、今回は陽気で悪党な旦那と怖い妻という感じ。

駒田テナルディエは所々コメディで、でもふとした時にゾッとする感じでした。

鈴木マダムは、まさかコゼット、ファンテーヌだったとは思えないくらいに怖かった。

ちょっとヒステリーで、でも旦那の指示に結構素直に従っていた。

 

◼️上山アンジョルラス

ABCカフェで思ったのだけど、上山アンジョルラスは皆んなと向きあって諭していくアンジョルラスな感じがあった。

相葉アンジョルラスはどちらかというとカリスマ的というか、俺について来い!みたいな感じ。

上山アンジョルラスは民衆の歌の歌い出しも問いかける感じが強くて、それに皆んなが賛同して盛り上がっていく感じ。

なので、この革命に向っていくのも、苦しい生活を強いられてきた市民がついに立ち上がったんだな!と思えた。

 

 

長くなってしまったけど、大体の感想はこんな感じでした。

見れば見るほどよい作品だ。。。

そして各役キャストが複数だから、本当に何度でも観たくなる!

同じキャストでもまた観たくなる!!!

でももうチケットは無いので、今後の観劇は今のところ未定です。

マイベストキャストを決めてもう一度は観たいので、運よく譲渡が出るのを探すか、当日券チャレンジしようかなと思っています。

海宝マリウスも観てみたいし!

 

あと、マチネ前はお昼時のため丸亀製麺が混んでいることを学びました!

今日は観劇前に食べ損ねたので、お腹がすいた状態で観劇して観劇後に食べて帰りました。