ミュージカル「マリーアントワネット」観劇3
10月18日 マチネ
この日はかなり期待値が高めでした。
一週間前の観劇の余韻が残っていて、ストーリーも演出も把握済み。
そんな中で花總まり様をこの目で見れるなんて!!(エリザベートのDVDを見て大好きになりました)
そしてなにより、席が良い。
この春からミュージカルを観劇し始めた初心者で、モーツァルトは2階、この間は1階の端っこ、そして今回が1階E列30番!!
2階席で観劇した時は、演出が見渡せて良い席だなぁ、、もう今後全て2階が良いななんて思っていたのですが、初めて自分の目で表情が見える位置で観劇してみると前方も良いなぁと思いました。
ではキャスト別の感想です。
*花總マリー
安定の王妃でした。
第一幕は無邪気で世間知らずな可愛い王妃。
まさに理想通り!!
浪費家で、市民感覚皆無だけど、それでも愛さずにはいられない可愛い王妃様という感じでした。
第二幕は一転して、世間から向けられる憎しみだったり敵対心に気づいてくる。
何故そんなに憎しみの対象とされているのか理解できてはいない、それでも自分を脅かすものには屈しないプライドを感じました。
歌声も可憐なマリーだったり、憔悴したマリーだったりの振り幅が大きくて感動しました。
*昆マルグリット
前回、ソニンさんのパワフルマルグリットを観ていたので、受け入れられるか少し心配でした。(歌声が優等生感あるのでマルグリットとしてどうなのか心配でした)
が、杞憂でした!
ものすごく良かったです。むしろ個人的には昆マルグリットの方が好きです。
ソニンマルグリットは革命家たちのリーダー感が強く、ぐんぐん引っ張っていく印象でしたが、昆マルグリットはどちらかというと普通の女の子。
今のフランスに不満があって、幸せな生活を求めていて、そんな中毎日苦労知らずで優雅に暮らしている外国から来た王妃に憎しみが募っている。
王妃が憎いというよりは、今の体制や自分の境遇が憎いというように見えました。
そんな特別な力ももっていない普通の市民の女の子が、周りの思惑だったりに上手く利用されて革命へ突っ走っていくようにスタートして、マリーのお世話をするうちに疑問を持っていく。
これがすごく丁寧に演じられていたので、処刑台に向かう際に転んだマリーに手を差し伸べた部分に、マリーの信念への敬意を感じられました。
なので、前回はマルグリットの感情の推移が唐突に感じでいましたが、今回の昆マルグリットによってスッキリ理解できました。
*田代フェルセン
歌唱披露動画で気になっていたので観劇できて幸せです。
とてもとても歌声が素晴らしい!!!!
歌でのフェルセンの感情の表現がすごくよかったです。
そして、すーーっと入り込んでくる美しい歌声と、力強くマリーを諭す歌声。
見れて幸せです。大変好きになりました!
原田ルイは前回書いたので割愛します。
*吉原オルレアン公
歌声が最高でした。
役柄的にはマリーを陥れる役で、自分が王座を狙う野心家な嫌な奴なのですが、吉原光夫さんの歌声と見た目で、私はオルレアンが好きになりました。
ひたすらに曲がカッコイイです。
私のマリーアントワネット観劇は残り1回。
11月7日で最後となる予定です。
花總マリー、昆マルグリット、古川フェルセン、佐藤ルイ。。。完全にエリザベートな3人。。
まだ佐藤ルイを観劇できていませんが、まだ観劇することができるのであれば、
花總マリー
昆マルグリット
原田ルイ
で見たいです!フェルセンは、どちらも選べません。どちらも叶うならもう一度ずつ見たい!!
そして10月18日はカメラが入っていたのでDVD化するのかな??と思っています。
花總・昆・田代、笹本・ソニン・古川の組み合わせなのかな?という感じですね。
ただ私は花總・田代、花總・古川のどちらもDVD化して欲しい!!!どちらも何度も観たいよーーーー!!!
今回は衝撃的なくらい良い舞台だったので、全体の感想も書きたいのですが、長くなってしまうので次回に続きます。
次回は完全なネタバレばかりになりそうです!
お気をつけて!!